2014年1月24日金曜日

大日本市いってきました

いやぁ、なかなかないですね、こんなに上がる展示会。昨日大日本市行ってきました。

最近ものづくりとクリエイティブのマッチングのお話も多く、具体的にも仙台の歴史ある染工場さんにも関わらせていただいているので、いろいろなミッションを持って行ったのですが、最後は自分が楽しんでた印象。

もちろん商談会ですから、バイヤーとメーカーさんがいかにマッチングするか真剣勝負の場で当たり前なんです。が、経営者の皆さんやプロダクトをやってらっしゃる皆さんの思いをこんなに楽しそうに聞かせていただけるとは。

ここに並んでるものたち、デザインなど真似できそうなのに越えられない気がするその理由は、やはり「経営理念」と「ブランディング理念」が強固に積みあがっている上に、外部のクリエイティブスタッフとの信頼関係があり、デザインのアウトプットにつながっていること。これは強いや。

その他にも、出来て一年のブランドなのにずっと前からあると思ってたブランドの秘密に気がついたり、コンセプトの思い切った絞込みによる成功例をさらに見れたり。
まだ、東京進出していないこれからキそうなブランドに出会えたり。まだまだメモ多数。今度お会いした時にでも。

お忙しい中楽しそうに話を聞かせてくれた、中川さん、にじゆらの中尾さん、最近贈り物に使わせていただいているタダフサの曽根さん、堀内果実園の堀内さん始め各ブースの皆さま、ありがとうございました。




2014年1月22日水曜日

届きやすいこと、絵が浮かぶこと

嬉しいことに以前から知り合いの黄木綾子さんが経営する山形県米沢市の時の宿すみれの戦略が最近話題になっています。
やっぱり、「人に届きやすい」「絵が浮かびやすい」コンセプト、言葉は大事ですね。特に最近「絵が浮かぶ」が大事な気がします。

「課題の指摘でなく上記のようなポジティブコミュニケーションが出来る産業支援機関・コンサルタント」になれるようこちらも頑張ります。
http://www.huffingtonpost.jp/shoji-akimoto/spring-inn_b_4635173.html



2014年1月20日月曜日

上質なDNAは残り続ける~佐久間さん安らかに

佐久間正英さんが亡くなりました。
Facebook等で病状なども、ご本人から事細かに情報が提供されていたので、もはやショックというのはないのですが、喪失感が大きいのです。

佐久間さんは、プロデューサーのタイプとしては、その場で素晴らしい作品を完成させるだけにとどまらず、後進をしっかり育だて、その後進が後をさらに育てるというなかなかいないタイプのプロデューサーだったと思うわけです。

それまで洋楽コピーが中心だった学園祭が、一瞬にしてBoowyの影響で、日本語ロックが逆転した1985年ころを今でも鮮やかに覚えているし、その教えを得た布袋さんが後輩たちにどれだけ影響を与えたか。

勝手な爆裂を繰り返してエッジが立ってたエレカシの宮本くんに引くことの美学を教えメジャーにし、そのエレカシを見てバンドを始めようと思った人間がどれだけいたことか。

ジュディマリもしかり。

いや、佐久間さんがかかわったアーティストは深く人の心に入り込み、上質なロックのDNAを伝えているのです。

例えるならば、伝統文化の匠のような趣すら感じます。

近年は、音楽業界事情の劣化に悩みながらも、いつも時代を吸収していた佐久間さんらしく何か答えを見つけたようなそんなメッセージもあったのですが。

佐久間さん、天国では自由に自分のビジョンで音楽を作ってください。

「人を育てる。育てる人を育てる。」
僕らも色々なジャンルで上質なDNAを残せるよう頑張っていきます。

華やかなヒット曲以上に、僕が大好きだったのはFacebookに1000夜毎晩新しい曲をアップしていた佐久間さんでした。

安らかに。

2014年1月18日土曜日

【創業スクエア】支援ファイルその1

創業スクエアの2013年度もビジネス支援の追い込みに入っております。
今週は300年続く染物工場さんの新商品開発のブレストがありました。職人さんたち皆さんに集まっていただき、様々な意見を出していただきました。
職人の皆さんが技術に自信と誇りを持っている言葉が大変気持ち良いブレストでした。
楽しみなプロジェクトです。



2014年1月11日土曜日

本当のブランド理念について語ろう

これまでの「急停車~急発進」を悔い改め、今回の年末年始は「フェードアウト~フェードイン」がテーマだったので、これまで読めずに溜まっていた本をまとめて読んでおりました。

仕事は始まったものの、ちょうど今、合間を見ながら夢中で読んでいる本があります。
ジム・ステンゲル氏の著作「GROW~本当のブランド理念について語ろう」です。

現在仙台の創業スクエアなどで、企業のブランディングのコンサルティングをすることも多く、
「ブランディングとは何ぞや?」
といつも考える毎日。

大企業やファッション的な要素のあるブランド、老舗ならわかりやすいのですが
地場の中小企業や地域にとってのブランディングとは?
となると、きれいごとだけでもなく、いろいろ考えることも多いのです。

そんな中読み始めたこの本には、腹に落ちるキーワードが散りばめられています。


【優れたリーダー5つの行動原則】
・発見~人間にとって大切な五つの基本的価値のいずれかの側面で“人々の生活をより良いものにする”
ことに関わるブランド理念を発見する
・構築~ブランド理念を軸に企業文化を構築する
・発信~ブランド理念を社内外に発信し、社長と顧客の両方とそれを共有する
・提供~ブランド理念に沿って、理想に近い顧客体験を提供する

・評価~ブランド理念に照らして、ビジネスの進歩の度合いと社員の仕事ぶりを評価する

そして、人間にとって大切な五つの基本的価値とは
・喜びを感じさせる
→人々が幸せや驚き、無限の可能性を体験する後押しをする
・結びつくことを助ける
→人々がほかの人たちや世界と有意義な形で結びつく能力を高める
・探求心を刺激する
→人々が新しい世界や新しい経験に乗り出すのを助ける
・誇りをかき立てる
→人々が自信や力、安心感、活力を高めることを可能にする
・社会に影響を及ぼす
→現状を揺さぶり、新しいビジネスの枠組みを打ち出すなどして、社会全体に好ましい影響を与える

この辺まで読んで「おおっ」と思ったわけです。

企画で関わらせていただいている「丸の内朝大学」ってこの人間にとって大切な五つの基本的価値
が織り込まれているではないか!

トータルプロデューサーの秘馬さんのコンセプトに乗っていろいろな要素を巻き込んで積み上げてきた企画なのですが、自然とこの五つの要素が入っていたのであるな。成功して当然なのだな。

ふーむ。

現在、ちょうど中盤。
この後も面白そうな見出しがいっぱいです。

今日も持ち歩く所存です。




2014年1月1日水曜日

あけましておめでとうございます!

新年あけましておめでとうございます!

昨年中は大変お世話になりました。

今年の自分的文字は「拓」。
初心に帰って、自分の道を自分で切り拓くことを
もう一度自分に課そうかと思っております。

今年も、東京、仙台を中心に全国を飛び回る所存です。

よろしくお願いいたします。

皆様のご健康とご多幸をこころよりお祈りしております。

氏家拝